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正しい姿勢・美しい姿勢とインナーユニット

教師のひとりごと | 2013年05月17日 金曜日

今日は正しい姿勢・美しい姿勢のお話です。

 

正しい姿勢・美しい姿勢のための2つのポイント
骨格の安定⇒ニュートラルポジションの安定
体幹の安定⇒インナーユニットの機能の正常
 

まずはニュートラルポジションを確認してみましょう。
ピラティスストレッチクラスを受講されている方はご存じですね。

仰向けに寝て膝を曲げる
足は平行に少し開いて股関節と膝関節と足の人差し指を縦のラインにそろえる
骨盤の前の左右のゴリゴリ(上前腸骨棘)と恥骨を同じ高さにして、骨盤の前面を床と水平にする
ウエストの後ろ(腰椎部)に手のひら一枚分の隙間ができる
肋骨の一番下(※1)と胸椎3番(※2)までが軽く床につく
骨盤のゴリゴリと第10肋骨弓を結んだラインが床と平行
顎の力を抜き、顔の面を床と平行にする

(※1)第10肋骨。肋骨は12対ありますが11・12肋骨は浮遊肋なので胸骨に付着して最も下位にあるのが第10肋骨。
(※2)肩甲骨が内側に出っ張っているあたりのライン上にある背骨。

イメージしていただけましたでしょうか。

もちろん、このポジションで体を固定してじっとしていても、動き出したときに骨のアライメント(並び)が乱れるようでは正しい姿勢は身につきません。
このポジションを基本形として、様々な動きのなかでも骨盤と脊柱(背骨)を正しい位置に安定させられることが重要です。

立位でニュートラルポジションを取れる人は、床に対して骨の並びがきれいに揃い、筋肉に負担のない状態で立っていられます。
しかし、体が歪んでニュートラルポジションが取れなくなると、過剰な筋肉の緊張、さらには靭帯の緊張につながり、体に痛みがでることもあります。

ピラティスストレッチのクラスでは、まずは硬くなりがちな関節を緩めます。
そこからニュートラルポジションを確認、そしてそれを安定させるためのエクササイズをおこないます。

 

ニュートラルポジションを安定させるインナーユニット

コア(体幹部)を支えている主な筋のうち、横隔膜、骨盤低筋群、腹横筋、多裂筋などのインナーマッスルをインナーユニットと呼びます。

ダンサーやスポーツ選手にとっても、パフォーマンスの向上や怪我の予防のために、体幹を安定させるインナーユニットの強化は必要不可欠です。
どんなに激しく動いても、インナーユニットのはたらきにより、軸が安定してバランスのとれた効率の良い動きができるのです。

インナーユニットは、全ての動作に先だって体の準備をしています。
例えば、手を上げる時は肩の筋肉が収縮するわけですが、肩の筋肉より先にインナーユニットが収縮して脊柱の安定をはかっているのです。

 

インナーユニットの機能が正常に働かなくなるケースとは?

収縮の順番が狂ってしまうケースがあります。
つまりインナーユニットが動く前にアウターユニットが動いてしまいます。
そうすると、脊柱を保護できず、動くたびに脊柱がずれる力が働いてしまいます。

また、通常はインナーユニットは全ての方向の動作に働くのですが、ある一定の方向にしか機能しなくなるケースもあります。
そうすると、特定の方向に体が動くと脊柱を保護できなくなってしまいます。

他にもインナーユニットの異常には色々なケースがあります。
腰痛の人のほとんどがインナーユニットがうまく使えてないそうです。

 

ピラティスのクラスでは、このインナーユニットを正常に機能させて、骨盤と脊柱を安定させて体を動かすことを体と脳で習得します。
また、インナーユニットがうまく収縮すると腹圧があがり腹部の内臓の位置が正しく保たれる効果もあります。

文章にすると分かりづらいですね。
ぜひ体で感じていただきたいです!

骨のアライメント(並び)を正しくする
それを安定させたうえで体を動かすことを体と脳で覚える
そうすることで体や内臓の歪みが解消
結果、美しい姿勢と健康な体がつくられる!

 

バレエクラスの方も、ピラティスを受けてみませんか?
コアの安定性が増すと、関節の動きも良くなり踊りやすい体に変化します。

 

 

 ☆AUBE BALLET☆
船橋市習志野台2-3-5
津田沼より新京成線7分

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